【完】好きだから【完】





「瑠璃っ!!」


後ろから名前を呼ばれた…振り返ると…そこにいたのは恭君…


「………」


「はぁ…はぁ…瑠璃、走るの速いな…」


「…いや…そんな…」


肩で息をしてる恭くん。
追いかけてきてくれたの?


「これ、忘れてたから…」


そう言って恭くんに渡されたのは、携帯だった。


「あ、ありがとう。」


「急に帰ったらビックリするじゃん…」


あ…


「ごめん…私、」


「………」


部長の恭くんに何も言わないで……木崎先輩と居るのが辛いって理由だけで…


自己中すぎるよね。


最低………


「恭くん…ごめんなさい。」


恭くんは何も言ってくれない。


怒ってる?