【完】好きだから【完】




「ちはっす、」


「恭平…よっ。」


……なんか…恭くんと木崎先輩の空気…変?


「市場K大って…すごいな!」


健吾先輩はそんな空気に気付いてか…それともただ空気が読めないだけなのか…いつものトーンで言った。


「そうなんすよ…こいつ…俺の本命校にすんなり合格して…俺は落ちたんですけど。」


え?!


木崎先輩…落ちたの?


「木崎…バカだな。まぁ頑張れ!ははっ!」


健吾先輩はまたいつものトーンで言った。


「あ、あの…」


「なに?瑠璃ちゃん。」


「入試頑張って下さい…次は受かります!!」


って…私がなにを偉そうに…。


「頑張るよ。ありがとう…」


先輩は優しく微笑んだ。


「はい。」