「…り……ん、凜!り―ん!」 「ぅい!?」 突然呼ばれた名前に、驚いて立ち上がると 「人のこと呼び出しといて、寝るなっつ―の(笑)」 星弥先輩が隣に座って笑っていた。 「ほんとは、HR終わってすぐ来たんだけど、お前寝てて、しかも何しても起きないからさ? 先に部活の卒業パーティー済ませて来ちゃった。 でも正解だったな! まさかまだ寝てるとは(笑)」