カツ、カツ、と鳴り響くヒールの音。 キラキラ輝く装飾。 この日を盛大に祝うかのような明るいクリスマスの曲。 全てが霞んで見える…。 「…行こっか」 ゆるりと笑って立ち止まった先。 そこはややクリスマスを意識しているのか、様々な装飾が施されながらも、ピンクの光でピカピカと彩られたラブホテル。 ここでする行為なんて誰でも分かる。