夏恋物語

僕は、ふっとそんなことを考えながら
公園中央街頭の下のベンチへと足を運ぶ

闇にまぎれて何が動いているのを感じる。

「誰かいるの?」
何気なく僕は、iPhoneのライトでベンチを照らすと……

長い綺麗な黒髪に白い肌、茶色の目に長いまつ毛……そしてとても小柄で痩せている少女がベンチの上で怯えるようにこちらを睨んでいる。
「何してんの?こんなところで?」
「…………ッ」
その子は、話すどころか睨みをきかせる一方だった……