その時、
後ろの方でガクッという音が聞こえた
振り返ってみると彼が膝をついていた
足がさっきよりも腫れている。
私は彼に駆け寄ろうとした
すると彼は真剣な顔で言ってきた



「いいから!!言って!後で俺も行くから!」

私はためらった。お母さんのところに今すぐ行きたいけど!。

陽翔はいつも私のことを助けてくれるのに。
私は陽翔に何もできて上げてない。

私がためらっていることに気づいた彼は前を向かせ私の背中を押した


「大丈夫、俺がついてるから。後で行く。」

私は頷きお母さんを追いかけた

ありがとう陽翔。