いた…。

これが中学生の明璃か。

雨に濡れているせいか小刻みに震えていた
俺は彼女に近寄り話しかけた




「大丈夫…?。」

俺が喋った瞬間彼女はビクッと肩を揺らし、潤んだ目でこちらを向いた

俺をみた彼女はすぐに涙を拭い立ち上がった






「なんでもないので。」
彼女はその一言を言いまたどこかに歩きだそうとしていた。
俺は彼女の手を引いた