サアー…

雨の音が聞こえた。

そうだ、あの時雨がふってたんだ。
陽翔大丈夫かな。




「………。雨が降ってきたみたいね。由来の迎えに行ってくるから」


お母さんは外に出ようと傘を2本もって玄関へと行った


「お母さん!私がいく!」


「その格好で行かせられるわけないでしょ」


バタン………。


雨の音だけが響いた。