明璃のおばあちゃんの家からまた違う過去に移動した。
明璃のおばあちゃんはすごいいい人だった。

違う過去に来た時明璃を見てみると
今にも出てきそうな涙を必死に堪えていた




明璃のおばあちゃんが言ってた事がよくわかる。
こんな所に無理やり連れてこなかったら明璃は泣いていなかったのかもしれない。
俺は明璃に声をかけ慰める資格もない。



そう考えていると明璃がいつも通りの顔で俺に話しかけてきた。
俺はなんて言ったらいいかわからず
あえてその事には触れず会話した。



今すぐ抱きしめたい衝動を堪えていた
俺が守ってやりたい。


……。俺何言ってんだ…。

この気持ちは同情からの気持ちなのか、俺が明璃のことを気になっているのか。


なんなんだよ…。