PM6:48…



過去から現実の世界にもどってきた
たった2日いないだけなのに屋上が、懐かしく感じた



「陽翔。ありがとう。私陽翔がいなかったらいつまでも下を向いて歩いていったのかもしれない……。けど。泣
でも、それより、それなんかより、はる、と。はると…………!」

私は現実の世界に戻ってきて思った
彼はもういなくなっちゃうんだ

陽翔がいなくなるなんて嫌だ…泣


私が最後までいう前に、彼に包まれた



ギュッ
「明璃………。…好きだよ……。
本当は思いを伝えないでいおうとおもってた。けど。過去の明璃が背中を押してくれたんだ…。」

彼は照れくさそうに微笑んだ。



私は彼の言葉を聞いた瞬間また涙がボロボロこぼれ落ちてきた

嫌だ。陽翔と離れるなんて嫌だ。