それを読み終わる頃には涙がボロボロこぼれて手紙が少し濡れていた


お母さん。
ほんとのほんとにありがとう。


「明璃…。そろそろ帰ろ。」

私は笑顔で頷いた

「あ、待って。これを私に…」

私達はやることを全て終わらせて

現実の世界に帰っていった