風便り〜大切なあなたへ〜






私は、守屋くんの優しさが嬉しかった。

きっと私は、守屋くんに触れられるとまた涙が止まらなくなる。

守屋くんに優しく触れられると、何も我慢できなくなる。

その度に、また涙が溢れてくる。

だから守屋くんはきっと、私を見守ってくれる方を選んだんだね・・。

まだ朝なのに、今日はいっぱい泣いたよ・・。

私、本当に泣き虫だね・・。

でも、もう大丈夫だよ・・。


しばらく泣いて、涙が枯れると、私は守屋くんを見た。



「ねえ、守屋くん・・」


「あ?」


「ありがとう」



私は笑顔で、守屋くんにお礼を言った。



「・・お前の泣き顔も好きだけど、やっぱり笑ってる顔が一番だな」



守屋くんは小さく頭をかいて、微笑んだ。



「・・私も、守屋くんの笑顔大好きだよ」


「あ?聞こえねえよ」


「大和の笑顔が大好きだよ」



私は守屋くんをしっかり見て、笑顔で言った。

もう照れなんてないよ。

はっきり言える。

守屋くんが大好きだって。



「大和が好き、好き好き好き、大好き」


「なに言ってんだよ・・」



そう言った守屋くんの顔は真っ赤に染まっていた。

守屋くんのこういう顔が見れるの、すごく嬉しいよ。

私を好きだって言ってくれてるみたいで、守屋くんの気持ちが伝わってくる。



「世界で一番、大和が好き!」


「・・うるせえよ、煽るんじゃねえっつっただろ」



そうぶっきら棒に、守屋くんは言ったけど、私知ってるよ。

守屋くんがぶっきら棒に言う時は、照れてるんだよね?

私は自然と頬かゆるんだ。

言葉では表現できないくらいに、守屋くんが好きだよ。

この気持ち、守屋くんに届いてるかな?

届いていると、嬉しいな。