「お前も変わってるけど、お前の母ちゃんも、変わってんな」
大和は、お母さんが部屋から出て行くと、私を見て言った。
「そうかな?そんなことないと思うけど・・」
「お前は、母ちゃんに似たんだな・・一つ一つの言葉が、なんとなく心に響くんだよ」
「・・・お母さんのこと、好きにならないでね?」
私は少し心配になって、大和を見上げた。
「ならねえよ」
そう言って、大和は小さく笑った。
なんだか、大和の笑顔がいつもよりも眩しく見えた。
キラキラと輝いていて、とても愛おしい・・。
「大和・・私、大和の笑顔、大好きだよ」
「・・なんだよ?急に」
大和は少し頬を赤く染めながら言った。
「うん・・ちょっと言いたくなっただけ」
そう言って、私は大和に微笑んだ。
「素直だな・・可愛いよ、お前」
そう言って、大和は私の頭をクシャクシャと撫でてくれた。
私は心が温かくなって、嬉しくて、ネックレスに戻した指輪を、ぎゅっと握りしめた。
「大和・・大好き。世界で一番大好き。ずっと、ずっと大好きだよ」
「・・・お前、本当にどうしたんだよ?」
大和はびっくりした顔をして、私を見た。
私は笑顔で大和を見上げた。
「・・大和が、素直な私を、可愛いって言ってくれたから・・嬉しくて・・だから、大和に、私の素直な気持ちを伝えたくなったの」
これが、今の私の、素直な気持ちだよ・・。
恥ずかしくて、ドキドキして、顔が熱いけど、その時の気持ちは、その時にしか伝えられないから・・。
だから、今、伝えようと思ったの・・。
「真子・・ありがとな」
そう言って大和は、優しく微笑んでくれて、私の頭を撫でてくれた。
「私、大和に頭撫でられるのも、大好きだよ。心があったかくなって、幸せな気持ちになる」
「・・・お前、あんまり言うなよ。恥ずかしいだろ」
大和を見ると、顔を真っ赤に染めていた。
大和可愛い・・。
「大和、可愛い・・」
「うるせえよ・・ほら、食うぞ」
そうぶっきら棒に言うと、大和はオムライスを口に入れた。
「うん」
私も笑顔でオムライスに手を伸ばした。

