風便り〜大切なあなたへ〜






そのまま大和は私の耳たぶを甘噛みして何度もキスを落とした。

私は目をぎゅっと閉じて、口もぎゅっと閉じた。



「俺に反抗しようってか?・・どこまで耐えられるだろうな?」


「・・っ・・・」



私は胸が苦しくなって、息が詰まった。

目も熱くなって、潤んできた。



「今日は、もう泣くな」



そう言って大和は、片手で私の目を覆った。

私のまぶたに触れている、大和の手がいつもより熱く感じた。



「安心しろよ、今日はこれ以上しねえから」



そう言って大和は、私の耳だけ執拗に攻めた。



「これでもお前には、十分なお仕置きだろ?」



大和は耳元でそう囁くと、私の耳を舐め始めた。


「・・ぁ・・」


「可愛い」


「・・・っ」


「・・保健室でも言ったけど、お前、泣きすぎなんだよ。そのうち体から水分なくなるぞ?」



なくならないよ・・。

あの時は、外にいたし、暑くてじんわり汗もかいてたから、いつもより、余計に水分もってかれたんだよ・・。



「俺は、お前の泣き顔も、泣き虫な所も好きだけど、脱水症状起こされるまで泣かれると、困るんだよ」


「・・・っ・・」


「お前が辛そうに、頭痛いって、頭抱えてるのを見た時は、心臓が止まるかと思った」



私、そんなの、全然覚えてないよ・・。



「真子・・俺は、お前のなんなんだ?」


「・・ん・・」



そんなの、私の大好きな愛おしい人だよ・・。

世界でだった一人だけの、特別で、かけがえのない人・・。



「真子・・・真子は俺にとって、命より大事な存在なんだよ」


「・・大和っ・・」


「いいか、忘れるなよ?・・お前は、俺の、全てだからな」


「・・はぁ・・ん・・」



耳元で甘く囁かれ、背筋がゾクゾクして、変な声が口から漏れた。

私は恥ずかしくなって、手で口を押さえた。

心臓がドクドク鳴っていて、少し頭がクラクラする・・。



「いい声だな・・これからは、こっちで鳴けよ」



そう言って大和は、ぎゅっと私を抱きしめた。