君の夢は僕の夢

でも、今日は違かった


膝枕をしてあげると紀希の手が私の胸の方へと延びてくる


赤ちゃんみたいに吸ってくる


私は押し倒され裸になっていく


お金のためにヤっていたのとは違う


ちゃんと感情があって体温を感じられてすごく気持ちいと思えた


私たちはそのまま疲れて寝てしまった


朝、起きると紀希は隣で爆睡していた


今は紀希の抱き枕状態


だから、何もできない


ぼーっとしていると二階の方から足音が聞こえた


どんどん近ずいてくる


すると、会場のドアが開いた


そこに居たのは輝龍の下っ端だった


名前が出て来ない



「あ、すみません。僕、帰ります」



私たちを見て気まずそうに帰っていく


だって、私たち二人とも裸で私が紀希に抱き枕にされてる状態だからね


服着たくても着れない


それに、酔っぱらって寝た紀希はお昼頃まで本当起きない


今はもう十時


紀希の腕の中から抜けようとしたら紀希の手が下にあった


本当は、起きてるのか寝ぼけているのか


手をスリスリしてくる


だめ、声でちゃう


そう思っていると電話がきた


電話で紀希は目が覚めたみたいだけど寝た


紀希の携帯が鳴り響く


私たちは昔から紀希の携帯であろうが私の携帯であろうが勝手にいじったりしていた


前なんかは、紀希に来た連絡は私が返し、私に来た連絡は紀希が返していたこともあった


だから出ることにした



「もしもし?」