君の夢は僕の夢

私は今


紀希と二人で会っている



「紀希、こないだはごめん。言い過ぎた」


「別に気にしてねーよ」



そう言って笑ったふりをする紀希


紀希、笑えてないよ


私は紀希から笑顔奪ってしまったのか



「華梨奈。海盗と別れたって本当なのか?」


「うん。もう誰も失いたくない」


「華梨奈。俺と付き合ってくれ」


「無理だよ。紀希まで失いたくない」


「華梨奈。約束するよ。何があっても華梨奈の前から居なくならねーから。絶対、華梨奈を幸せにするから!」



紀希は、約束を破らない


私のためについた嘘もあった


でも、それはもういい



「紀希。居なくなったらぶっ飛ばすからな」


「居なくならねーよ、ばーか」



私たちは笑いあった


前の二人に戻れた


神様、私はどうなってもいいです


どんな罰でも受けます


だから、紀希だけはずっと守ってあげてください


お願いします


私たちは手を繋いで私達二人の家へと向かった