君の夢は僕の夢

「お前ら、帰れ」


「いやです。総長を一人にはできません!」


「いいから帰れって言ってるだろ!!」



つい頭にきてしまい、怒鳴ってしまった


みんなは不満気に帰っていく



「郷田、なぜ私はここにいる」


「お前を郷田組の跡継ぎ嫁にするために拳銃で撃った。命を取らなかっただけでもありがたく思え」



ふざけるな、それだけのために


私の名に傷を付けやがって


許さない


相手は拳銃を持っている


そんなのは関係ない


私は傷のことなんて忘れていた


ただ、そこにいた奴らをボコボコにするだけ


気づいたら周りはもういなくなっていた


それで我に帰ったのだ


すると、今までのが嘘だったかのように


お腹に激痛が走った


私はたっていられなくなり、その場に崩れ落ちた


服には血が滲んできている


私はだんだんと意識が飛んでいく



(華梨奈!華梨奈!、、、拓洋!先生を呼んでくれ!)



拓洋?誰だ


私はそのまま意識を失った


しばらくすると目が覚めた



「目、覚めたか」


「お前、誰だ」


「俺の事はどうだっていい」


「おい、海盗。目が覚めたぞ」


「華梨奈!」



私は今、海盗に強く抱きしめられている



「海盗、痛い」


「あ、ごめん」