君の夢は僕の夢

「随分と総長を可愛がってくれたな、郷田」


「お前ら、やめろ!手を出すな!」


「総長をこんな目に合わせられてて黙ってられるほどできた人間じゃないっすよ」



みんな、郷田という男を睨んでいた


みんなを抑えるように睨みつけることしかできない


でも、本当はすごい嬉しかった


こんな弱まった私を助けに来てくれた


本当は、すごい泣きたいほどだった


でも、私は泣けない。泣いてはいけないんだ


世界一の暴走族の頭である私が弱みを見せてはならない


もし、弱みを見せれば世界中の暴走族から刃を向けられる


もう私はあんな争いはしたくない


人を失う争いなんて


でも、今はそんなことを言っている場合じゃない


今にもかかっていきそうな輝龍のみんな


武器を出し始める郷田組


勝ち目なんてわかっているものの


争うき満々の輝龍


とりあえず止めなきゃ