君の夢は僕の夢

気がつくと私は警察にいた



「やっと、収まったか」



声の主は海盗だった



「なんで、お前が」


「ちょうど、お前がパトカーに乗せられるとこ見てな。ポリに兄貴だって言って一緒に連れてきてもらったんだ」



なんだかんだ話していると警察が入ってきた



「親御さんは?」


「いない、死んだ」


「なんで?」


「あの、その辺にしてもらえませんか?華梨奈も疲れてるんで休ませてやってくださいよ。家には俺が責任を持って連れて帰るんで」


「そだね、じゃ頼んだよ」


「はい」



私たちはやっと警察から出ることができた



「おい、、、ありがとう」



そう言うと海盗は眩しい笑顔で笑った



「礼なんかいらねーよ」



眩しい


私はその笑顔に見とれてしまった



「どした?」


「いや、なにもない。私はここでいい。じゃな」


「だめだ。女の子をこんな真っ暗なとこを独りで歩かせるなんてできない」



女の子。私が。