君の夢は僕の夢

「紀希。これで、学校行きな」



そう言って、私は五百万を渡した



「なんで、こんな金。どうやって」


「気にするな。これで家を借りて学校に行くんだ。お金が必要になったら、すぐ連絡しろよ。送ってやる」



それから一年がたって今に当たる


紀希は、今立派な調理師になっている


そんな紀希から久しぶりに連絡がきた



『どしたんだよ』


『お金が必要なんだ、店を出したい』


『いくら必要なんだ』


『三千万』


『わかった。すぐ用意する』


『ありがとう、じゃな』



やるしかないか


一年前と同じ


一回相手することに十万もらえる


三百回やればもらえる


でも、そんなに時間が無い


だから、一日十回ぐらいずつやるしかない


それでも、一ヶ月はかかる


耐えるしかない