「………やめておきます。 私には向いていません。歌い手として頑張ろうと思っているので…。」 よつゆは断った。 やはり人見知りにはアイドルなんてできないと思った。 そしてもう1つ理由があった。 それはまた後でわかるだろう。 断られた男性は肩をがっくり落とす。 「そうか………歌い手、頑張ってね」 男性は去っていった。