最近なにか書きたい衝動に駆られつつも、書いては消し書いては消しを繰り返してなかなか進みませんでしたが、やっと書けました。
基本的に様々なジャンルの病気ものを作品にするのが好きな私ですが、日常生活で特に映画界で、字幕映画祭が開かれたり、聾の映画女監督が有名になってきたりと、だいぶ聾への関心や理解が広まってきた今、私もただの私を赤裸々に綴ってみました。
まだわずかでも自分の耳で音を聞けた時は、毎日、「もうここまでで止まって」「せめてこの人の声だけは残して」と泣き明かした日もありました。
懐かしんで暗い気持ちになる日もありますが、案ずるより産むが易し。
なってみないと気づかないことのほうが多いですよね。
それがタイトル。
手が、今、私と色んな人を繋いでくれてるということです。
新しい世界を見るのは怖いけれど、決して損なことじゃないですよ。
あなたにも素敵な繋がりがありますように。
最後までお付き合いありがとうございました。