「あいちゃん、ごめん…僕、寝坊しちゃって」
「………」
「あいちゃん、無視しないで…お願い」
これがいつもの日常。
あたし、神崎愛は幼なじみの宮本裕貴を毎朝起こして学校に連れて行くのが日課(?)になっている。
もちろん付き合っているわけではないんだけど。
「もー!いいからっ、急いでよ!遅刻しちゃうから」
あたしと裕貴の家は隣同士で家から学校まで約15分。
高校2年になっても一緒に登校していることが原因でからかわれることもしばしば。
幼なじみがこんなだから困っている人とかはやっぱり放っておけない性格で
周りからは"お姉ちゃん" だとか"お母さん"なんて言われて…
「あいちゃん」
「…ん、え?」
そんなことを考えていたら学校に着いてしまっていた。
何故だか小学校の時からずっと裕貴とは同じクラス。
「おはよー、愛っ!今日も宮本と登校?ラブラブだね~っ」
「おは…って違うから!」
「………」
「あいちゃん、無視しないで…お願い」
これがいつもの日常。
あたし、神崎愛は幼なじみの宮本裕貴を毎朝起こして学校に連れて行くのが日課(?)になっている。
もちろん付き合っているわけではないんだけど。
「もー!いいからっ、急いでよ!遅刻しちゃうから」
あたしと裕貴の家は隣同士で家から学校まで約15分。
高校2年になっても一緒に登校していることが原因でからかわれることもしばしば。
幼なじみがこんなだから困っている人とかはやっぱり放っておけない性格で
周りからは"お姉ちゃん" だとか"お母さん"なんて言われて…
「あいちゃん」
「…ん、え?」
そんなことを考えていたら学校に着いてしまっていた。
何故だか小学校の時からずっと裕貴とは同じクラス。
「おはよー、愛っ!今日も宮本と登校?ラブラブだね~っ」
「おは…って違うから!」