朝焼け

着替え終わった由美が、今度は私を部屋から追い出した。



そして、雄を部屋に招き入れる。








この時、どんな話をしたかは私は知らない。




だけど、再度私を部屋に招き入れた由美の顔は安堵感に溢れていた。





何を話したのか気にはなるけど。





何となく、怖くて聞けない。






ねぇ雄。




私は雄が好きだよ。





私の想いは空回り、して…


無い、よね?




不安でたまらないよ。