着替えながら由美は、
「で、昨日はどうだったの??大人の階段は昇った?」
と、聞いてくる。
「え?抱き合って眠った…だけだよ??」
「はぁ~~~?!」
由美が叫ぶ。
と、同時に、廊下からは
「なっ何ぃ~?!!」
と、晃が叫ぶ声が聞こえた。
どうやら、廊下の外でも同じ会話が展開されていたようだ。
まぁ、年頃の若い男女が。
同じ布団で、抱き合っていて、何もしない方が不自然と言えば不自然かも
…知れないけれど。
だって。
雄は約束したから。
雄はそれを頑なに守り通したの。
だから。
何かあった方がダメなのだ。
自分に言い聞かせる。
本当はキスとかしたかった。
でも、そんな事は言わない。
…恥かしいし、ね。
「で、昨日はどうだったの??大人の階段は昇った?」
と、聞いてくる。
「え?抱き合って眠った…だけだよ??」
「はぁ~~~?!」
由美が叫ぶ。
と、同時に、廊下からは
「なっ何ぃ~?!!」
と、晃が叫ぶ声が聞こえた。
どうやら、廊下の外でも同じ会話が展開されていたようだ。
まぁ、年頃の若い男女が。
同じ布団で、抱き合っていて、何もしない方が不自然と言えば不自然かも
…知れないけれど。
だって。
雄は約束したから。
雄はそれを頑なに守り通したの。
だから。
何かあった方がダメなのだ。
自分に言い聞かせる。
本当はキスとかしたかった。
でも、そんな事は言わない。
…恥かしいし、ね。


