俺は決意した。



そう、



告白を、する。



するんだ!!





薫になら



フられたって




「友達」で居られる。



そんな気がする。



どう言おう?



やっぱりストレートに




「好きだ」



かな。



イヤ、ストレート過ぎか。




あぁ~、告白って


どうしたらいいんだよ~。



と、悩んでいたら


薫からメールが来た。





この薫からのメールは




俺の人生最高の



サプライズだったんだ。




本当にびっくりして




思わず



携帯と



自転車の鍵を持ち、




自転車に乗らず




晃の家まで走る。






「あ、晃ぁ!!」



鍵が開いているから晃はいるハズだ。



晃の部屋に飛び込む。



「メールから薫ちゃんが来て、好きだから友達で居てって…」




「はぁ?」



バシッ




何の迷いも無く、



晃の平手。



「イミが分からねぇ。分かるように日本語話せ」




…え?!

俺今日本語話して無かった?!



「だから、薫ちゃんからメールが来たんだよ!!」



「メールは毎日してるだろ?」



「違う!!じゃなくて、好きだっ、てメールが来た!!」



「…あぁ、それで報告に来たんだな?」



「うん!!…報告っつぅか、相談?」


「…は?告白されたんなら相談とか…
あぁ、次のデートか?」




「イヤ、何て返したらいいかの相談!!!」




晃の顔つきが険しくなる。

「お前は…」



バシッ!


…また平手。



「早くメールを送り返してやれっ!!!」






…こうして、こんな俺と薫はめでたく付き合う事になったんだ。


こんな俺で、いいのかな?