学校のカイダン

「うわっ!」

扉が空いたことに驚いた未来ちゃんがこっちを見ている。

「み、未来ちゃん...」

「さ、沙耶ちゃん達かぁ...」

今にも未来ちゃんの目から涙がこぼれそうだった。

そんな未来ちゃんを私は抱きしめた。

「図書室、案外広いんだな。」

周りを見渡す優。

「緑色のガラスの欠片はあった?」

那由が未来ちゃんを見る。

未来ちゃんは首を左右に振り那由を見た。