学校のカイダン

保健室の扉が開いて、私は目を疑った。

目の前にいるのは未来ちゃんだった。

いつものように棒付きキャンディーを食べながらニコニコと笑っている。

「未来ちゃん...」

泣き出した私を見て未来ちゃんが心配そうに近寄ってくる。

「沙耶ちゃんどうしたの?痛いの?」

「ううん。大丈夫...未来ちゃん...ごめんね」

私の話の理解ができない未来ちゃんは首を傾けて私の顔を見てくる。