君のために僕ができること。

「あのさ。誰にも言わないで……ほしい。」

そう言って、帝翔は俯瞰になる。

「わかった。大変だもんな。」

「うん。ありがとう。」

「何かさ、摂賀ってあんまり人といる事とかないし、静かだし……意外だな。」

「人といないのは……苦手ってのもあるけど、喋ったり仲良くしたりすると声とかですぐにばれそうだから。」

「そうか。俺も結構苦手な方……同じだな。」

「そうなのか。てっきり天瀬と仲良かったからそんなふうに見えなかったけど。」

(まぁ、まんざらでもないのかな。)

「そうだ。さっき言ってたけど、本当は人と関わりたいんじゃない?」