君のために僕ができること。

「え!?まじかー…。俺は無駄足だったのかー(泣)。」

しょぼくれながら、半笑いしている龍樹に向かって帝翔が話しかける。

「あ、天瀬!」

「ん?なんだなんだ??って違う!あの、えっとさ。さっき、嫌がってたのに……無理矢理で、本当にごめん!!」

(素直だな。)

「う、うん。俺こそ、きつい言い方して……ご、ごめんな。」

帝翔も素直に謝ったが顔がゆでダコ状態になっていた。

すると、龍樹が思い出したように話し出す。

「そうだ!そうだった!摂賀ってさ作詞してるんだよな!?」

目を眩しいくらいにキラキラさせて聞いている。

「あ、や。それはー…えっと。やっぱり何でもない!」

そして、また部屋を出ていってしまった。