君のために僕ができること。

「あいつさ、ノートに五線譜書いて作詞してた!!すげぇ!!!!」

(落ち込んでないんかい!!紛らわしいわ!)

「な!な!すごくね!?」

「あー、はいはい。すごいな。」

(ふざけんなよ。こいつ。)

また、笑顔なのがむかついている。

「自分で作詞ってすごいな!ますます興味湧いてきた!!あいつ探してくる!」

ドアを勢いよく開けて部屋を出て行った。

(気の毒に……摂賀。)

楓也もすることがないので、昔の女の子の名前を思いだそうとする。

(なんだっけなー。)

考えているとドアの開く音がした。

(あいつか?)

とっさに音のする方を見ると帝翔がいる。