君のために僕ができること。

そして、龍樹が勇気を出して澄海玲の肩をとんとん、とこの前のようにする。

澄海玲がヘッドホンをとり龍樹の方を見て、「何?」とやはり淡白に尋ねた。

「い、今さお菓子食べよーって言ってて……、だから桔梗も一緒に食べようよ。」
ダメ元で聞く。

「うん。」
そう言って小さく頷く。

楓也も龍樹も耳を疑った。
絶対断られると思っていたから。

(これまた予想外だな。)

そんなこんなで、お菓子を取り出す3人。

龍樹のお菓子を見ると、楓也の予想していた通り、チョコだった。