君のために僕ができること。

「澄海玲ちゃん!学校終ったから来たよ!」

「皆、来てくれたん……」

言葉の途中で倒れてしまう。

「澄海玲ちゃん!?どうしたの!?」

萌優が体を揺さぶる。

「お、俺看護婦さん呼んでくる!」

澄海玲は点滴を刺され、ベッドで安静に寝ていた。

そして目を覚ます。

すると、皆心配して居てくれていた。

「澄海玲ちゃん……まだ、治ってないの?」

蒼麗が聞く。

澄海玲も隠し事はやめようと、全てを話すことにした。

「私ね小さい頃から、治療法がない心臓の病気なの。……日に日に悪化して、まだ耐えられる程度だったんだけど、最近凄い勢いで進行してるの。だから、この先長くはないと思う。」