君のために僕ができること。

澄海玲が目を覚ますと、そこは病室だ。

「「澄海玲ちゃん!」」

「萌優ちゃんと蒼麗ちゃん?」

「大丈夫?まる2日寝てたんだよ。」

「そ、そうなんだ。あ!ふ、楓也は!?どこにいるの!?」

思い出したのは、楓也が自分の膝元で倒れている姿だけ。

「白星なら隣の病室だけど。」

澄海玲は立ち上がり、急いで楓也の所へ向かう。

「桔梗?もう大丈夫なの?」

楓也の病室には龍樹と帝翔がいた。

「楓也?大丈夫なの?た……すかるよね。」

楓也は頭に包帯だけで、幸い命に別状はなく、打撲ぐらいで済んだ。