「うーん。ん?俺寝てた?」

目を開くと、みんなの顔があった。

「寝てた。」

帝翔にも言われる。

「どうする?もう夕方だけど。
帰る?それとも、もうちょい遊ぶ?」

蒼麗が聞くと、楓也が言葉をこぼす。

「星……見たいな。」

「星!いいね!見たい!」

龍樹がうきうきしながら賛同する。

「星かぁ。確かに見たいかも。」

蒼麗も賛同した。

「でも、夜遅くまでいたらどうやって帰るの?」

皆が思っていた事を、萌優が言ってくれる。