お昼も食べ終わり、海に入りにいく。

「冷たっ!」

予想以上の冷たさに龍樹は鳥肌を立てる。

バシャッッ!

「うわ!口ん中入ったし、しょっぱい!
なにすんだ白星!」

「いや。何となく。」

「何となく!?なんてこった!」

バシャッッ!

「うわ!摂賀までなにすんだ!」

「裏切らない反応。」

「なんだと!?こっちもなんてこった!
お返しだ!」

バシャバシャとしばらく水のかけ合いをしていた。