君のために僕ができること。

それから1週間程、時は経ち今日は修了式。

長い校長先生の話も終わり、多くの課題を渡され、後は下校だけだ。

「もー夏休みかー。早いなー。」

そう言いながら机に寝そべっているのは龍樹。

「早く帰れよ。ほとんど皆いないし。」

思わず楓也がつっこむ。

「あぢぃー。暑すぎるー。溶けそう。」

(もうおまえ1回溶けろよ。)

「海、行くんじゃねぇの?」

「行く!行くに決まってんだろ!」

「そーか。」

(むしろどうでもいい。)