「くそー今回はバレてないと思ったのに」


「視線おもっきり追ってるし、何より顔がキラキラしてるもん」



「なーんだ。。。で!そのピアノってのは?」



「バスケ部の朝練の時だけ音楽室から聞こえるんだよね。」


「上手なんでしょ?」


「うん。すごく、甘くて懐かしい音」



「今度、朝見に行こうよ!!」


「いーのバスケ部は?」


「一日ぐらい大丈夫だよ」

そういいながら、目をきらきらさせるゆいが少し心配になった。