天龍祭の準備を進める、バスケ部の朝練でも高山くんが加わったことで小見山先輩 市場先輩と並ぶエースとなり活気にあふれていた。
そして、最近変わったことと言ったら
ゆいが朝練に行きはじめたこと。


まぁ、そのせいなのかゆいは授業爆睡で毎日川島先生から怒られているけれど



「ゆいー今日も怒られていたの?」


「そーそー。おまえはなんのために学校に来てるんだ!ってさ」



「最近頑張ってるもんね。。。」



「うん。まーねー。」



「なんで?」




「まぁ、それは。。。」


そういいながら、モジモジしはじめるゆい。
なんとなく、理由はわかるんだけど。
この状態でほっとくのもおもしろいっちゃーおもしろい。

「てかさぁ。知ってる?最近、朝音楽室から聞こえてくるピアノの音」

「えっ!!ちょっと、私ががんばってる意味は知りたくないの??」


「ね~知ってる?すごい上手なの」

「えーお願い!!聞いて」

「もー最初から、聞いてほしいならそう言いなよ。はい。聞いてあげる」

「あのね。。。かっこいいの。バスケしてるところが。すごくすごくかっこいいの」


「誰が。。。?」


「あのねーたったっ「高山くんでしょ」!」


「なんでわかるのー?」


「見てたら、わかるよ。」