あの日、キミが流した涙の先へ




54-56


残り2分。


なかなかシュートまで持っていけない。


シュートまでのルートを瞬間的に考えても、すぐにガードされてしまう。


もしかしたら、相手校は1点リードしている訳だから残りの時間ディフェンスに専念しようとしてるのかもしれない。


さっきのピリオドと違ったディフェンスの動きをしているプレイヤーを見て感じ取った。


だったら、ディフェンスのことはこっちは考えずにどうやってディフェンスを切り抜けて攻めていくかを考えていけばいい。


だけど刻々とゲーム終了までの時間に近づいて行く。


そう思うとだんだん焦りが出てきた。


残り50秒。