なにもない


僕自身の中に渦巻くどす黒いもの。

出したくない、だって白くないから。


途端にヘッドホンを耳に付ける。
僕が好きな音楽を流す。

…ほら、もう何も聞こえない。
ここは僕の世界。

白い世界と赤い花一輪の世界。





…そういえば、今日は右隣の部屋は静かだった。