来たる15時。ついに式が開催された。
東雲組100ヶ条なんて長い話を聞いて
あたしはひたすら「はい」と言うだけだった。
「大榎桜良ー…お前を東雲組服番長に
任命する。誇りに思え。」
「…はい。」
「ここにサインを書け。これで、
お前は大榎じゃなく東雲となるんだ。」
あたしはペンを握り契約書を受け取る。
ーついに、あたしは大榎じゃなくなるんだ。
サインを書こうとした瞬間。
「テメェら待ちやがれ!!!!!」
東雲家の扉が、開いたー…。
東雲組100ヶ条なんて長い話を聞いて
あたしはひたすら「はい」と言うだけだった。
「大榎桜良ー…お前を東雲組服番長に
任命する。誇りに思え。」
「…はい。」
「ここにサインを書け。これで、
お前は大榎じゃなく東雲となるんだ。」
あたしはペンを握り契約書を受け取る。
ーついに、あたしは大榎じゃなくなるんだ。
サインを書こうとした瞬間。
「テメェら待ちやがれ!!!!!」
東雲家の扉が、開いたー…。
