「いい体もってんじゃん。」

東雲があたしのはだけた上半身を見る。

嫌だ…気持ち悪いよ…嫌だ…。

そう思いつつ、スカートに手をかけようとした

その時だった。

「桜良!!!!!!!」

え………?倉庫のドアがバンッと空いた。

東雲組の全員は一斉にあたしから

ドアの方へ目をそらす。

ーっ、今だ!

あたしは急いでボタンを留め、

背後から何人もの男を殴り倒す。

来てくれたのは……………

「仁人………………。」