ヤンキー女子 × 草食男子

「どうしました?お腹空きました?」

「あ、ああっ…そうね、少し…。」

なんて、デタラメ。

もうこの状況がお腹いっぱいすぎて

正直食べ物どころじゃない!

「じゃあ夕飯、どうですか?」

「えっ?それは申し訳ないし…」

「大丈夫ですよ。ていうか、今日だって

僕が付き合わせてるんですし。

お母さんに頼んできますね。」

あたしの返事も聞かずに和室を飛び出した。

ちょ、進展しすぎじゃない!?

好きになって数日で好きな人の家に来て、

その家でご飯を食べる!?