あたしはお前が好き

私達はカラオケから出ると皆ぐったりしていた。



「あー、疲れた。」



由里子はそう言って両手を真上に目一杯伸ばした。



そして、皆疲れた様子で歩き始めた。



私達は無言のまま人がにぎわっている商店街を歩いた。



そんな沈黙に耐えられなくなったのか勇介が光輝に向かってちょっかいを出し始めた。



「光輝、つまんない!

何かやれよー!」



そう言って、勇介は光輝の背中を勢いよく叩いた。



バシン



「ってえな!

何すんだよー、お前は1人で騒いでろよ!」



光輝は勇介の手を振り払うと、勢いが強すぎたのか勇介はヨロヨロとしていた。



「お前ら、騒ぐなよ!

こっちも疲れてんだから。」



私が言うと2人はピタッっと止まった。



その後もやっぱり無言のまま歩いた。