「やっぱり来なきゃよかったかな…」

やばい、すごく胸が苦しい。
嫌だな、なんであっちゃうの?


よりもよって同じ大学?


なんで気づかなかったんだろう。



なりふり構わず出てきたせいか、見知らぬ公園に来てしまった


なんとなくブランコに腰かける


ギコギコ


自分ひとりしかいない空間にブランコの音が響いていた。