君のキスの意味


「鈴原!」


彼の声がしたが私は振り返ることもなくただ歩き続けた


「待てって、こっち向けよ!」

ガシッ


「…離して、今はあなたの顔なんて見たくないの。」


「いいから俺の話「何の話よ」


「あなたと話すことなんて何もないんだから。そういえばあなたキスはしたけど私に好きなんて1度も言ってなかったよね?」

「それは…」