「…でね、もう1回だけ信じてみようかなとおもって。」


「そっか…よかったね、星羅」


美羅に昨日のことを話したらすごく喜んでくれた。


私も前に進むことができてとても嬉しい




大学内で歩いていると、須賀の後ろ姿を見かけた。


「あ、須賀っ…」


呼ぼうとしたのをやめた。

私の目の先には須賀が別の誰かとキスしている光景だった。


いっきに目の前が真っ暗になり同時にあの時のことを思い出して私はスタスタと須賀のいるところにむかった