え、今なんて…

「それってなんとも思ってないのにキスしたっていうの?」


「…あぁ」



バシッ


「…最低」



そのまま、わたしは教室をあとにした



そこからどうやって家に帰ったかは覚えていない。


覚えてたのは泣きながら美羅に電話をして話したこと。


美羅は黙って聞いてくれた