竜宮城に帰りたい。




「自己紹介が先やね。

私、皆川 瑞季(ミナガワ ミズキ)。よろしくね!」


「よ、よろしくお願いします…。」


「もしかして同い年!?」


「う、うん。祐くんはそうだって…」


「わあ!しかもなまっとらんやん!
都会から来たんな?」


「うん…。おばあちゃん家に遊びに…」


「じゃあ仲ようして!私も標準語真似しよっと!」


「アハハッ…」



なんか、すごい明るくていい子だな…。

初対面の子とこんなに話続くの珍しい。



私より少し高い身長とショートヘアから、おねえさんっぽい感じがする。

顔も、すんごく可愛いし…

非の打ち所がない女子ってこういう子のことを言うんだ。




「あんたらも名乗りー。」

瑞季ちゃんが他の男の子二人の肩をぽんっと叩いた。



「はいはい。俺、田中 礼二(タナカ レイジ)。よろしくな。」

「俺は山下 慎(ヤマシタ マコト)や。これからよろしく!」


「う、うん。よろしく…」


「よっしゃ、自己紹介も終わったし、今日行くとこの相談でもしようでー」



祐くんがそう言うと、みんなが校舎の中に進んでいった。